動物、万歳。

https://twitter.com/#!/ttnkhr/status/201704356163227648
「ウェザーリポートの真実」の作者の方と友達と三人で新宿で飲んできた。その方がひたすら6時間近くに渡って熱く語り続け、ものすごい情報量を浴びて帰宅し、くたくたになってる。

https://twitter.com/#!/ttnkhr/status/201705956009181184
半分以上がその方のこれまでの受難のお話だったのだけど、まあなんというか難しい人というか、真面目で純粋すぎるが故に生きて行くのに大変な苦労をされている方なんだなと思った。(目上の人に向かって失礼な言い方かもしれないけど。。)

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「ウェザーリポートの真実」を読んでいても思ったことだが、コーダル/モーダルというのは実は簡単に分けられるものではないのだなということ。あの方は現在通説となっている音楽史の見方を覆すような考えを持っておられて、非常に知的好奇心を刺激された。

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・・・といいつつメモがわりに少しだけ書くと、12音技法以降の現代音楽の作曲家がやってきたことは未だに音楽理論として体系化されていないのではないかということ。音楽はリズムや音色だけでなく和声についてすら未だ理論的に探求されつくしてないのではないかということ。

https://twitter.com/#!/ttnkhr/status/201718621628669953
音楽理論や思想は脱近代を志向するにしても多くが未だ近代に縛られているように思えるが、近代とか関係ない別のもっと大きなパースペクティブがこれから見えてくるのではないかということ。

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あの方の場合、クセナキス高橋悠治坂本龍一という系譜、そしてキース・ジャレットジョー・ザヴィヌルについて考えることによってそのパースペクティブを明らかにしようとされている。

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@com_post_infoさんが提供してくれる情報は実に有益ですね。https://twitter.com/#!/com_post_info

高橋悠治から坂本龍一というのは飛躍ですし、それとキース・ジャレットジョー・ザヴィヌルがどう関係するのか意味不明ですが、面白いことは確かでしょう。

さて、パリには「哲学カフェ」がありますが、日本にはないし、どうみても商売として成り立たないでしょう。ヨーロッパというよりパリの特異性なんじゃないでしょうかね。その代わり、日本には各地に「坊主バー」があります。中野にもあります。知り合いの知り合いが、10年前くらい、店を開きました。その彼は、坊主ですが、パリに遊んで、生前のフーコーコレージュ・ド・フランスでの講義を聴講していました。──「HIVウイルスが混じった唾液が飛んでくる」最前列で聴いていたそうです。その坊主が、「あかね」で、フェミニスト連中を相手に一知半解の自己流フェミニズム理論を開陳して、彼女達を怒らせていたのが懐かしく思い出されます。ちょっと可笑しいですね。

トマス・アクィナスをそれほどすらすら理解できるわけではないですが、そういうならカント、フロイトレーニンなども同じです。そういう著者を全集の第1巻から読もうとしても、代表作(『純理』、『夢判断』、『帝国主義論』など)ではないわけですから、読解は困難です。トマスについては、あの膨大な『神学大全』の意味をちょっと考えてしまいます。トマスは晩年に、宗教的な啓示体験があり、自分が書いたものには意味がないし間違いだと考えるようになり、執筆を止めてしまったそうです。そして、そのまま死にました。私は宗教を信じませんが、ひょっとしたらトマスは本当に重要な何かを体験したのかもしれませんね。ですが、彼はそれを言葉で表現しませんでしたから、彼の体験の内容やその意味が何だったのかということを、後世の我々が理解することは絶対にできません。そうしますと、トマス自身にとっては不本意かもしれないとしても、我々は遺された『神学大全』でトマスの思想を判断するしかないでしょうね。

ジャズ+その方面+哲学といえば、ずっとジャズをBGMで流している有名なゲイバーがありましたが、店名を忘れました。一回行ってみたことがあると思います。たまに二丁目に遊びに行っても、気難しい私にはちょっと無縁な世界です。若い子達は、それこそ動物のように人生を楽しんでいるのかもしれませんが、それでいいし、何の問題もないでしょう。年長世代、年寄りは、あれこれいいたがりますが。《二丁目は檻のない動物園だ》とか《若い連中には憂いがない》とか、いろいろと。……しかし私は、そういうことは若い子には関係ないと思うのですよ。それが先日、二丁目を観察してみての感想です。動物、万歳。