近況アップデート

後藤さん、柄谷さんの息子さんには、NAM大阪の金銭を彼らの個人的な飲食のために使い込んだのではないか、という疑惑もあります。NAMでずっと会計をやっていた片田さんという人が私が2003年に作った掲示板にそのことを書き込んでいました。片田さんという人も実に理詰めで観念的な人でしたが(LETSそのものに異議を唱えたというのは彼です)、とにかく真面目でしたので、不正があるのかもしれないということを見過ごせなかったのでしょう。後藤さんが応答してきて、自分達は正当な手続きで金を使った、といいました。片田さんと後藤さんのいずれが正しいのか知りません。もしNAM大阪の金銭を維持していても、しょせん「NAM資産管理委員会」に吸収され、最終的に散逸してしまうというだけでしたから、別に彼らが金を使ったとしても構わないと思います。けれども、多くのNAMの人々が払った金が、彼らの「祭り」で消費されてしまったのだと考えますと、苦々しい気持ちにもなってしまいます。

ちなみにNAMの会費が高額になってしまったというのも、スペースAKの人々から脅されてそうなってしまったというだけのことですから、そういうことも思い起こせば不愉快に感じます。NAM会費は2000円でいい、というのが高瀬さんや柳原さんなどNAM東京の人々の意見でした。ところが、当時まだスペースAKを支持していた柄谷さんから、対抗運動には金銭が必要だと高圧的にいわれて押し切られてしまい、10000円になってしまいました。NAMが解散したとき多額の金銭が残りましたが、結局有意義な使い道が全く何一つありませんでしたので、あかねやフリーター労組その他に寄付して終わってしまいましたが、しょせんそんなことになるのなら、会費2000円でよかったのではないでしょうか。

まあそのように私がいうのも、「死児の歳を数える」ようなものですから、非常に虚しくかつ苦々しく感じられます。西部さんの言い草ではないですが、しょせんNAMなどその程度のくだらない代物だったのです。