近況アップデート

さて、しつこいようですが、柄谷さんの息子さんは、中島さんの話とは異なり、少しも反省などありませんでした。彼の言い分は、自分はQのソフトウェアの仕様がそうなっていたからやっていただけだ、それの何が悪いのか、というようなことでした。そして、Qの委員、例えば私が、Qの一般会員のメーリングリストでこういう事実があったと会員に報告をしたとします。そうしますと、それが名誉毀損だから告訴する、というようなどうしようもない人でした。さらに、ふざけた話ですが、彼は、謝罪と称して、「3Q」ずつをQの人々にプレゼントしようとしましたが、当たり前ですが、多くの人は受け取りを拒否しました。

彼が自分の掲示板で楽しげに書いていたのは、これは「祭り」なのだということでしたが、こつこつ真面目にNAMやQなどを続けるのは馬鹿らしいしくだらないので、全部ぶっ壊したほうがずっと楽しいというような考えだったのでしょう。けれども、そういう彼の「祭り」とかを楽しめる人々と不愉快な人々がいるというのも、もうどうしようもない事実です。

私は別に、真面目でなければならないとか、真面目であることがいいことだといいたいというわけでもありません。ただ単に、柄谷さんの息子さんのようなふざけた奴が個人的に嫌いだというだけです。例えば柳原さんは、たとえ十年前に事実誤認をしてしまったのだとしても、彼なりに誠実に考えたのは間違いありません。柄谷さんの息子さんは違いました。それが不愉快であるということです。

杉原さんによれば、後藤さんは「西部さんよりもすごいLETSの専門家」だとかいう話でしたが、そうではないと思います。彼が最後に到達した認識は、地域貨幣よりも円のほうが使いやすいというそれだけのものでした。そういう後藤さんは、上京して、自分はQやNAMをぶっ壊した「英雄」なのに、みんなが「英雄」として遇してくれないのが不満だといっていたそうですが、私がそういう人間はただの馬鹿だと考えても当然なのではないでしょうか。