だから私は嫌われる。

昨晩のVelvet Sunでは具合が悪いのか等と訊かれて、鬱病だからと答えていましたが、このダイアリーでも何度も書いているように、精神医学が厳密に定義する意味での狭義の鬱病ではないんです。ただ、精神医学、精神病理学をよく知らない人々に、「回避性人格障害だから」と返答したところで、意味がないというか、まるで理解されないでしょう。だから鬱病という通俗的な分かりやすいラベルを使うわけです。
昨日のSessionでは多くの人に嫌われた手応えがありました。私はマスクで顔を隠してじっとしていて動かず、誰とも話さず、決して笑わず(笑ったところで、マスクで口を隠していますから意味ないのですが)、negativeなオーラを放っていました。
休憩の合間にスガダイローさんに引き合わされて、何人かと言葉を交わしましたが、そのなかに例のきくちさんもいらしたのですが、スガダイローさんが、私が毎日毎日YouTubeにアップロードしているという話をし、きくちさんが聴いたことがあると言い、私が、自分は暇人ですからと言うと、きくちさんが貧乏暇なしですから、と笑ったという流れなのですが、絶対、きくちさんは私に対して嫌悪、軽蔑の念を抱いたと思います。自分は高校教師として一所懸命労働しながら音楽を続けているのに、「全く何もしない(一切働かない)」この惰民が…、と思ったと思います。しかし、私は人から軽蔑されるのには慣れっこになってしまっていて、蛙の面に小便なんですね。働いていないということを、幾らdisられようとも、もう何も感じません。
それと、スガダイローさんがセットしてくれた3回目のセッションはドラムとのデュオなのですが、思い切りやれ、無制限一本勝負だと言われたので、全く何も遠慮せず好きなように弾きました。ドラムの音を聴かずドラマーと目も合わさずトンデモな演奏を展開しました。演奏終了後、ドラマーは「消耗した」とうんざりした表情で語り、私は「すいません」と感想を述べました。やはりこのような華やかな場所は自分の来るべきところではなかったというか…。駄目人間で下手糞で自分勝手なピアノしか弾けなくて申し訳ないという自責の念や罪悪感とか…。そして演奏はUstreamで放送されていましたが、「酷い」という意見・感想しかなかったそうですが、それも当然のことだと思います。だって私が演奏していたのだから…。しかし、私は酷評されたり罵倒されたり侮蔑されるのにももうすっかり慣れっこになってしまっていて、誰から何を言われてももう何も感じない…。
書き忘れましたが、昨晩感じたのは、自分はひきこもり生活が長過ぎて、必要最低限の社会性や対人スキルも完全完璧に喪ってしまった、ということです。他者や社会と関わることがまるでできない。そのことでいろいろな人にご迷惑をお掛けしたのは、誠に申し訳なく感じます。