Something about my music or just noise :-)

それにしてもcom-postのレビューでの「大西順子バロック』袋叩き事件」は今思い出しても酷かったな…。キース・ジャレットの新譜もボロクソに言われていたけれども、こちらは私は聴いていないので何ともいえないです。他人(の作品)を批判、批評するな、とは言いません。私だって他人を批判しますし。(今だってこうしてcom-postを批判しているわけです。)ただ、他人が精魂込めて作った作品を全否定するなら、それはそれなりに相当の覚悟が必要ですよ、という話ですよ。disる者はdisられる。という当然の話です。
まあ、それはいいとして、私の音楽或いはノイズ(笑)の話です。たまに私のYouTubeを聴いて、独創的だとか超フリーだとか褒めてくださる方がいらっしゃるんですが、それはそうだと思うんですよ。そうじゃなきゃ困る(笑)。私が十代の頃から独りでずっと実験していたのは、鍵盤の音をどう組み合わせたら面白いかなー、というそれだけのことでしたので。中学生の頃はベートーヴェンの初期のソナタ(第2番だったかな)とかバッハの2声のインヴェンションと格闘していた私でしたが、音楽コースがある津田沼高校に進学して、音楽教師から、お前音大絶対無理!と宣言されて諦めましてね。自分の音楽を探求するようになったんですよ。当時はパソコンもインターネットも、勿論YouTubeもありませんでしたから、実験、探求の過程や結果を録音するのはカセットテープでしたね。ピアノ、電子ピアノ、(安物の)キーボードを使っていろいろ試していました。心の狭いジャズおたく(笑)である現在の私しか知らない人には意外でしょうが、細野晴臣電子音楽の真似っこなんかもやっていたんでしたよ。稚拙なものでしたが。それから苦節20年ですよ。それなりに「自分」の音楽ができてなかったら、もう泣くしかありません(笑)。