親に対する申し訳なさ

親に対して申し訳ないという感情がある。親が私の大学、大学院の学費捻出に苦労していたのは知っている。自分が大学を卒業した時はまだ就職氷河期でもなかったのに、自分は一流企業に就職しようという努力を一切しなかった。会社勤めをするということ自体を絶対的に拒否していた。大学院を放り出されても(その時は氷河期だったが)どこかの会社に潜り込もうなどとは一切考えなかった。要するにやる気が全くなかった。
義兄のように実業を営んでいるわけでもなく、単なる家業の手伝いである。
世間の36歳の標準と比べると余程の怠け者だろう。そう思うと、申し訳なくなる。
…と書くと、2ちゃんねらーが、「働け、働け」と一斉に大合唱するのだろうが、しかし私は働く気持ちは一切ない。絶対にない。労働を拒否する。