ゴミ捨て

ご飯と鮭で朝食を済ませ、一階に降りてくると、父親(攝津孝和)から声を掛けられ、葉っぱや枝などが一杯に詰まったゴミ袋を捨ててくるように言われる。これは今日2回目である。母親が父親に、私にゴミ捨てを頼むな、自分で行け、と言ったそうだが、私としてはゴミを捨ててくるくらい何でもないので、特に気を遣って貰わなくとも良い。大体お偉い「作家先生」ではなく、中高年ニートなのだから、家の手伝いくらい進んで協力すべきだろう。
そして、一階の店のおんぼろピアノ(弦が2、3本切れたままになっており、調律も大いに狂っている)でYouTube用動画を10分間撮影し(デジタルビデオカメラを「webモード」にして)、今、パソコンに取り込んでいる最中である。演奏は、いつもながらのお決まりのもの。我ながらワンパターンである。もっと多様な演奏がしたいのだが、できない。
麦茶を沸かして、Cecil Taylor, Piano Solo At Town Hall 1971からcontrasts featuring erroll garnerへと聴き継ぐ。Cecil TaylorからErroll Garnerというのは飛躍しているように思われるかもしれないが、自分はどちらも好きである。ちなみに、Cecil Taylorは父親には「雑音」にしか聴こえないらしい。まあそういう人は、多いだろうね。