無題

今日二階から一階に降りてくる前に、食卓を囲んで両親と私自身のことについてゆったり話し合ったのだが、私が、自分は駄目だと思っているのに対し、両親は私を信じ、期待してくれている。とはいえ今日、セシル・テイラーを掛けていたら、父親は、自分には雑音にしか聴こえない、と呟いていた。そういうごく「普通」の感性を持つ父親が、私の音楽に同感してくれているとは到底思えない。自分の息子(義理の息子だが)だから褒めている、ということでしかないだろう。父親も母親も、もっと自信を持て!と言ってくれるのだが、無駄に自信過剰でもしょうがないしねえ…。
ヒロポンさんが、自分の自伝的な文章に関して、これまで書き続けてきたことの単なる繰り返しでつまらない、と率直な感想を述べていたが、そうなのだろうなと思う。今日、1975年から2011年まで年表を作ってみたが、過去の大部分を忘れているのに気付いた。幼児期の出来事は勿論、最近のことでも覚えていないことが多い。自分は記憶力の人ではない、ということなんだろうが、これでは自伝執筆も覚束無い。
2ちゃんねらーの意見は概ね正しいと思っている。自分には特に特別な才能などないし、自己欺瞞に陥っているのだろう。だが、そういう自分を変える気がない。他人の忠告に耳を傾けるつもりもない。我が道を行く。それが私の唯一のやり方だ。その結果どんな悲惨な結果になろうと、それは致し方がない。
少しずつ、母親から私に仕事をシフトしていかないと、両親がいなくなった後生きていけないと思うのだが、母親と違って自分には能力がないので、それもうまくいかない。生活保護? うまくいくとは思えない。障害年金は貰えないらしい。失業保険すら貰えなかったのだし…。
こうしてみると、未来は暗澹たるもののように思う。何も明るい材料はない。それでも生きていかなければならないのか? よく分からぬ。