より抜き書き。

火電建設反対の運動をやっている松下さんのところに、脅しの電話がくる。偉そうなことを言っておまえの家には電気が煌々と点いてるじゃないか、と。そこで、松下さんは電気を消してしまう。で子どもが「なあ、とうちゃんちゃ。なし、でんきつけんのん?」って。松下さんは小さな罪のないウソをつく。「うん。窓から、よう星の見えるごとおもうてなあ」。
3世代が身を寄せ合ってるわけですよ、冷たいコタツに足を入れて。すると子どもがまた「なんでコタツ冷たいの」と聞く。すると「これから物語を話してあげようと思ってな」と。

スロービジネス (ナマケモノブックス (02))

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