聖夜な自分。

Miles Davis With John Coltrane And Sonny Stitt, In Stockholm 1960 Completeを聴きながら。今日は聖夜である。だが、恋人もいない私には、特に関係はない。恋愛資本主義に馴染めない。非モテである。別に不幸でいたいわけではない。私とて、幸福になりたい気持ちは持っている。だが、幸福になる方法が分からぬのである。聖夜だからといって特別なことは何もしない。いつも通りの日常が続くだけである。そして明日は、芸音音楽アカデミーの忘年会である。仕事せねばならぬ。楽器も演奏せねばならぬし、おばさん、おばあさんらの世話も焼かねばならぬ。しかし、楽しみでもある。仕事が入っていない日よりも、入っている日のほうが、抑鬱が軽かったりする。おばさん、おばあさんに元気を貰う感じだ。やはり独り、自分と向き合うというのはどうしても辛い。他人といるほうが気が紛れて楽しい。