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南無
http://www.geocities.jp/tadashisettsunam/

2010年12月21日(火)

南無(=NAM)の基本戦略はボイコット(不買)、LETS地域通貨)、協同組合、フェアトレード等である。つまり、2000年前後に存在したNAMと同一である。ただ、NAMが中間層、相対的に富裕な層から運動を起こそうとしたのに対し、南無(=NAM)を立ち上げている攝津正は貧困であるから、貧困なものの運動を目指す。貧しいものの生存運動という新たな側面を持つ。その観点から、ベーシック・インカムや労働、雇用の問題にも積極的に取り組む。

南無(=NAM)はコミュニズム的であり、アソシエーショニズム的である。そして世界共和国への欲動を隠そうともしない(笑)。ただ、世界共和国の理念は、個々人の力では実現できぬと思うので、それは単に主観的願望に留まる。

私は制度的には、つまり法的には日本国民であり船橋市民であるから、日本という国家や千葉県、船橋市といった地方自治体を変えていく運動をしたい。まず、日本国家の戦争国家化に反対したい。そして、ゼロ成長の時代において持続可能な経営なり労働を模索したい。

例えば、私は、二和向台という町に住んでいるが、ほとんど商店街もシャッター通りであり、寂れてしまっている。三軒あった書店も全部潰れた。そのように貧困になっていく「故郷」(私は出身は大分県別府市だが、もうこの船橋市に20年余も住み続けているので、ここが第二の故郷のようなものだ)、荒廃するばかりの「故郷」をどうにか活気ある街にしていきたい。とはいえ、そんなことも、ただの高齢ひきこもり、高齢ニートでしかない私には、大き過ぎる課題である。私に出来ることは、本当に少ない。

しかしそれでも、絶望はせずにいたい。変革の可能性に向けて身を開いていたい。そう願っている。主観的に願望しているだけだが。