SEXさんについて

こういうクィアについて偏見、嫌悪、敵意剥き出しの活動家、元活動家、当事者って一杯いるんだよね。だからSEXと名乗る人の問題はちょっと丁寧にやらないといけないかなとも思いました。
ギィ・オッカンガムの批判はもはや古典的なものです。だから、それは「古臭い」、言い換えれば遅れている、かもしれない。だけれども、それが現実に対応しないとは、私は思いません。例えば、お笑いの世界から「ホモネタ」が消えたことがあったでしょうか? 或いはTVから、ネットから…。それは異性愛者が多数派を占めるこの社会の一つの神経症的恐怖感情の裏返しの表現と捉えることもできるのでは? どんなに啓蒙しても、「正しい知識」(そんなものがあるとしてですが)を普及させても、その種の感情は消えない。その理由はシンプルに、それが感情、情念だからです。だとすれば、その受動感情なり情念が何処からくるのか分析して指摘すべきです。指摘したところで治らないじゃないかと言われるかもしれませんが、ともかく言うべきだと思います。
以前私が公に批判したonilezさん(つっちーさん)もクィアXジェンダーなどに嫌悪感を剥き出しにする元活動家でした。その過去の活動がどんなに輝かしかったか、栄光に満ちていたかは全く存じ上げませんが、彼女が取った態度、今なお取っている態度は不当なものです。