東浩紀『動物化するポストモダン』(講談社現代新書)

東浩紀動物化するポストモダン』(講談社現代新書)を読んで分からない、分からないと騒いでいるのだが、基本私は(東さんらが言う意味での)ポストモダンなりオタクではないということだろうか。
私はいまだに共産主義者だし(「大きな物語」なり理念を信じている)、ジャズでもアート・テイタム(1956年没)が理想である。テイタムを理想とする者がなんであんな滅茶苦茶なピアノを弾くのか、とは突っ込まないようにwww そこにはいろいろと深い事情があるのである。
とはいえ、自分はジャズオタクのような気がする。オタクが支配的になった世界で、ジャズオタクは少数派で目立たない存在だということに過ぎないのだろうか。そういう気もする。結局、よく分からない。

動物化するポストモダン オタクから見た日本社会 (講談社現代新書)

動物化するポストモダン オタクから見た日本社会 (講談社現代新書)