noizさんの音楽

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noiz 10:35 on 16/011/2010
攝津さんのジャズ議論はちんぷんかんぷんながら(ジャズはほんの初心者の初心者程度でマイルス・デイヴィスジョン・コルトレーンくらいしか聞いてないから)読んでいます。いーぐるの掲示板は各人各様で読むだけで楽しいですよ。音楽(もしくは芸術、芸)と時代状況、社会認識についての考え方について多大な示唆をもらっています。

さて、ぼくらがやってるのはパンクのなかでもハードコアパンクといわれるもののうちに入ります。しかもさらにクラストパンクの範疇に入る。クラストは人によって解釈がいろいろありますが、とりあえずこんなのとか。Doom の「ナチは死ね」(YouTube)。うるさいけどちゃんと曲になってるでしょ? ぼくはこういうのがカッケエエエ〜としびれてもう20年くらい聞いているわけです(笑)。NAZI DIE!!

「クラストパンク」。知らなかったので検索してみた。

うーむ、読んでもちんぷんかんぷんだ(笑)。ジャズとパンクロックとで歴史も文脈も違うからなあ。
noizさんのバンド、VOCO PROTESTA(http://a.sanpal.co.jp/protesta/)は歌詞がエスペラント語なんだけれども、安保粉砕とか、きちんとした政治的主張を盛り込んでいる。だから「ナチは死ね」のクラストパンクの流れにある、と言われてナットク。
逆にジャズヴォーカルで、政治的な内容があるのって、マックス・ローチの『ウィ・インシスト』(マックス・ローチの奥さんのアビー・リンカーンが参加)、チャーリー・ミンガスの『ミンガス・プレゼンツ・ミンガス』の「フォーバス知事の寓話」くらいしか思いつかないなあ。マックス・ローチチャーリー・ミンガスは音楽的にも一流だったけれど、政治的にも尖鋭だったわけで。

ウイ・インシスト

ウイ・インシスト

ジャズから一気に話が飛ぶけれど、「演歌」ってもともとは演説でもあるような歌、政治的な歌のことだったんだよね。自由民権運動の歌でもあった。それがいつしか、そういう政治的な意味が全く見失われてしまった。その経緯はよく知らないんだけれども。