ディジー・ガレスピー / マンテカ

マンテカ

マンテカ

モダン・ジャズ・トランペットの巨匠ディジー・ガレスピーがヴァーヴに残したものだが、ビバップと共にアフロ・キューバン・ジャズの創設者としての彼が前面に出てきている。
まず冒頭は、「マンテカ組曲」。マンテカを元にした組曲で、聴き応えがある。後半は、アフロ・キューバン・リズムにアレンジされた「チュニジアの夜」「コン・アルマ」「キャラヴァン」。いずれも凄い。

ガレスピー死後にヴァーヴから出た3枚組の長尺CD(http://amzn.to/9OIabY)を持っているのだが、「ビッグバンド」「コンボ」「アフロ・キューバン」とコンセプトごとに分けられていて、興味深かった。これはお買い得だと思うので、余裕ある方はお買いになればいいと思う。
サラ・ヴォーンが亡くなったときにも追悼盤が出たが、それも編集が良かったのを思い出した。