のんびりと

読書は急がずのんびりと。性急さは良くない。慌てる乞食は貰いが少ない、と言うではないか。
ルイ・アルチュセールマルクスのために』(平凡社ライブラリー)、ヘーゲル『大論理学』(岩波書店)、ミシェル・セールルクレティウスのテキストにおける物理学の誕生』(法政大学出版局)を少しずつ読んだ。よく理解できたとはいえない。
アルチュセールにせよ、邦訳や資料も増え、彼について知り、学ぶ材料は揃ってきているように思う。だが、なかなか彼を理解できない。
セールの本に関しては、そもそも物理学を知らないという…。理数系音痴の悲しさよ。理数系音痴は哲学を目指すべきではないよなあ。と自戒。
ヘーゲル、悪口雑言の対象になっているが、自分の頭で理解しようと読んでみる。反ヘーゲルでない哲学を探すほうが難しい。ジジェクを除いては。