音楽鑑賞と読書

朝は御滝不動尊に母親と二人でお参りに行ってきた。帰りに御茶屋さんでお茶を買った。毎月1日はお茶の日なのである。
帰宅後、音楽を聴きながら読書した。図書館から予約本が5冊来たと連絡があったので、何冊か読んで返そうと思ったのである。
1冊目、芳川泰久、堀千晶 / ドゥルーズ キーワード89(せりか書房)。これはなかなかよく纏まっている良書だと思った。だが、或る程度ドゥルーズに既に親しんでないと分からないかも。
2冊目、ルネ・シェレール / ドゥルーズへのまなざし(筑摩書房)。こは素晴らしいオマージュだ。基礎的知識は必要。
3冊目、ミレイユ・ビュイダン / サハラ──ジル・ドゥルーズの美学(法政大学出版局)。分からなかった。
アルトー後期選集とネグリスピノザ論は読まずに返した。後日また借り直すつもり。
で、借りてきた本だが、ガタリの草稿、遺稿の整理にも関係しているらしいステファヌ・ナドーの『アンチ・オイディプスの使用マニュアル』だが…なんじゃこりゃ。意味が分からん。マジで。
ピーター・ホルワード / ドゥルーズと創造の哲学 この世界を抜け出て(青土社)。ドゥルーズが生前読んだら怒っただろうな。
というわけで、期待外れだったわけだが。『ニーチェと哲学』『意味の論理学』の新訳文庫版も借りたので、そちらを集中して読もうと思う。

音楽は、Lennie Tristano / Abstraction & Improvisation including Descent Into The Maelstrom→レニー・トリスターノ / 鬼才トリスターノ→リー・コニッツ / サブコンシャス・リー→ポール・デスモンド / スカイラーク→ポール・デスモンド / ピュア・デスモンド→ジェリー・マリガンポール・デスモンド / ブルース・イン・タイム→Chihiro Yamanaka Trio / Madrigal(山中千尋澤野工房時代の作品)。