愚痴

死んだほうがいいのに、と思う。だが、簡単には死ねない。
薬の効果はめざましく、すぐに希死念慮がなくなった。とはいえ状況が少しでも変化したわけではない。無為無能に過ごしている。母親は、将来が心配だと訴えるが、私も心配だ。だが、心配してもしようがないこともあるのだ。私は、自分としては、将来は死ぬしかないと思っている。しかし、そういうことも、当然ながら理解されない。
全く無意味無価値に余生をだらだら過ごすということ、それは苦痛でもある。いかに音楽があるとはいえ、苦しいには違いない。何の使命も目標もなく、やりたいこともなく、ただ単に生存が継続するというのは辛いことでもある。一発逆転、は訪れそうにもない。