死者について

http://namidame.2ch.net/test/read.cgi/kyousan/1272386490/
の779に「攝津の文体が崩れ始めた」のは2006年からという指摘があったので、ブログ(http://d.hatena.ne.jp/femmelets/)の過去ログを読み返したが、自分でそうとは思わなかった。明らかに崩壊、ないし衰弱が現れるのは、新晃で肉体労働に従事するようになった2年前から、或いはそれを一生の仕事にしていこうと思っていたのに精神病の悪化で休職→退職せざるを得なくなった今年に入ってからだと思う。
それは文体が崩れ始めたというよりも、端的に書けなくなった、表現できなくなったということである。小説掲示板(http://otd13.jbbs.livedoor.jp/syousetsu/bbs_plain)にも纏まった文章を投稿することができなくなった。

では何故、今年、精神病が悪化したのかというと、それには明白なきっかけがあった。
ジャズベーシストの立花泰彦さんから、CDを買い漁るよりもライブに足を運んだほうがいいと言われ、六本木ソフトウインドを中心に、ジャズのライブに通った。聴いたのは、妹尾美里橋本一子石田幹雄兵頭佐和子松本茜宮野寛子といったジャズピアニスト達であり、橋本さんを除いて自分より年下の人ばかりである。
特に松本茜さんを聴いた時に思ったのだが、彼女らの表現の素晴らしさに比べて、自分の演奏は音楽的に価値がないと感じた。それで落胆し、ノックアウトされてしまったのである。

また、私自身は辞めたくなかったのに、両親の強い意向で自分がやっていたバンド(ファンキー・シーズ)を解散せざるを得なかったというのも痛手だった。確かにファンキー・シーズの水準では、プロになるのは未来永劫無理だろう。しかし、素人が楽しみで演奏してもいいのではないか? その視点が私の両親にはなかった。プロになれなければ、客を呼べなければ無価値だ、だから辞めろと私に迫り、私はバンド継続を断念せざるを得なかったのである。しかし、ベースとドラムを切り捨てて私一人になっても、到底プロになどなれぬことも明白である。それは自分には明白なのだが、私の親にはそうではなかった。

しかしファンキー・シーズの活動休止のきっかけも、バンドメンバーから、私の体調が悪そうに見える、無理はしないほうがいいという気遣いからだったのである。

ともあれ、一年半ほどほとんど休みなく肉体労働を続けていたが、労働を継続するのが不可能になり、二度の休職を経て最終的に新晃を退職せざるを得なかった。私は、新晃での肉体労働が一生の仕事とも考えており、簿記とパソコンの資格を取って可能なら転職を探すという見通しがあったが、その展望が崩れた。労働も不可能になったが、簿記等の学習も無理になり、資格取得も断念せざるを得なくなった。
また、運転免許を取得していたが、運転も断念せざるを得なかった。
失業保険その他の受給も無理と判明した。
それで私は、追い詰められた気持ちになったのだが、親の株式投資をインターネット、パソコンで補助さえしていればいいと親から言われ、以後そのようにしていた。
しかし、人生の見通しが大きく狂い、そのことの挫折感は大きかった。

次に、話が飛ぶが、矢崎さんの死について話をしようと思う。
Q-NAM関連で落命した関係者は彼女だけではなく、私の知る範囲でも少なくとも3人が死んでいる。その人達はいずれも精神病者であった。

矢崎さんについて言えば、記録に残っていることで言えば、2003年の9月16日に、以下のようなメールが複数のメーリングリストに送付された。

件名: お礼とお詫び

差出人: yazaki…さん
送信日時 2003/09/16 22:32
ML.NO [students:0100]
本文:
何を言っているのだか
自分でわけがわからなくなりました。
精神疾患と現実の悩みと性格とは
どうつながっているのでしょう。
偶然とは思えない妙な出来事が
次から次から起こって

呆然としています。

NAMの個人情報については
全て公開してくださってかまいません。
Qについては、
とりあえず
借りを返すことだけ考えます。

そして同年9月23日に、彼女の訃報が届いた。

FW: [q-project-user 1685] 【訃報】矢崎 由布さま

差出人: さん Kentaro Suzuki
送信日時 2003/09/23 16:31
ML.NO [students:0103]
本文: 転送いたします。鈴木健太郎

From:xx
Reply-To: q-project-user@…
Date: Tue, 23 Sep 2003 02:52:28 +0900
To:
Subject: [q-project-user 1685] 【訃報】矢崎 由布さま

Qユーザーのみなさま、こんにちは
Q管理運営委員会のxxです

今日は悲しいお知らせをしなければ、ならなくなりました
Q会員である矢崎 由布さまが9月21日に、お亡くなりになったと、ご家族の方か らQ管理運営委員会まで、ご連絡がありました
矢崎さまは2002年1月にQ会員になられた後、たくさんの取引をしていただきまし た。心よりご冥福をお祈り申し上げます


明白な記録として残っているのはこれだけであり、矢崎さんの死が自殺であったのかどうか、その動機は何かは現在も判明していない。しかし、2ちゃんねるによれば、私は次のように書いていたという。(787番)

http://d.hatena.ne.jp/femmelets/20070817

事実関係はこうである。俺が2003年、Q-NAMを徹底攻撃するサイバーテロをやっていた時、現代美術を研究している関西の大学院生(女性)のYさんが、意味不明なメールをほうぼうに送った後、亡くなった。詳細は分からないが、恐らく自殺と思われる。Yさんが精神的に不安定であることは、NAM解散前から明らかだった。言動に唐突で合理化できない飛躍や、論理の破綻が多く見られたからである。

Yさんの死に俺が「責任」があるかどうかは、俺自身彼女の死以降ずっと考えてきた。俺が間接的にであれYさんの死に加担しているのであれば、俺自身が間接的な殺人者ではないか、ということも考えた。だが、事実関係も彼女の心理の真相も何もかもが分からないままだったので、真実を追求することはできなかった。

YさんはLに積極的に加担し、不思議に詩的なメールを南無庵からNAMのMLに送っていた。Lという文字から連想されるもろもろを書き連ねた奇妙なメールだった。しかしその後、彼女はそのことに罪責の念を抱くようになっていたのではないかと思われる。


矢崎さんは、Q-NAM紛争の時、積極的なLの旗振りをしていた。「Qについては、とりあえず借りを返すことだけ考えます。」という彼女の言葉から、私は、「しかしその後、彼女はそのことに罪責の念を抱くようになっていたのではないかと思われる。」と書いたのである。

2ちゃんねるには、彼女の死について私の責任を問う書き込みもある。

697 :革命的名無しさん:2010/06/01(火) 00:30:47
をいをい。てめえの所為で何人死んだかわかってんのかよお。
QのMLに不正アクセスして怒濤の攻撃を加え、精神的に追い詰めたことに口をつぐむのか?ああ?
追い詰められた人間を自殺に追い込んだことはずーっと忘れねえぜ。をい、殺人野郎、応答しろよ。
矢崎さんはてめえの攻撃に堪え切れず自殺に追い込まれたんだよ。
北朝鮮の悪口言える立場じゃねえぞ。なにしろてめえも人を殺したんだからよお。

376 :攝津正 ◆kKsewaWfHE :2010/05/24(月) 20:00:32
>>374
俺と北朝鮮を同列に並べるのは乱暴な抽象論で、間違い。
韓国の軍艦撃沈で何人死んだと思ってんだ?

私について、殺人者とか人殺しと言いたい人がいるならば、そうすればいいと思う。
私が思うのは、NAM総体が無意味であったということで、全くのナンセンスのために、3人(以上)の人が命を落としたのは遺憾である。しかし、そう言うならば、私が2003年に批判を提起したことが間違いだったというのだろうか。私は、矢崎さんなどが自殺することは、全く予期していなかった。

ここで一旦送る。