米軍基地を東京に?2

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沖縄ではこれまで、反基地を訴える立場にも、「県外移設」を主張すべきとする意見と、あくまで「基地撤去」を主張すべきだという2つの意見があります。前者は鳩山の「公約」にも因るものですが、それだけにとどまらず、「もう日本(人)の沖縄差別には我慢できない。そんなに抑止力が大事だというのなら、自分たちの住む場所にひきとってください」という強い怒りからきています。後者は、「県外移設では解決にならない。基地のない世界平和を求めよう」というものです。

「自分たちの住む場所」に基地があっても無意味なんだが?

これに対し僕の意見は最終的に後者を求めますが、後者の「普遍性」に至るために、前者の問題に立ち向かわなければならないというものです。それは沖縄に前者のような「感情」が立つ現実があるからであり、その現実に対して「普遍性」を大上段から振りかざして済まそうとすることは、本土の人間として許されないことだと思うからです。

沖縄に対し本土が批判したり異論を唱えることは赦されない、沖縄は「感情」論を言っても良い、本土は「普遍性」からものを言うことも赦されない。こういう、一言でいえば弱者・マイノリティに平伏すべきだという論調に強烈な違和感を覚えます。私なら断る。

最後に鳩山来沖時に撮った映像を紹介します。ぜひご覧下さい。この中で叫ばれた「あなたたち」とは誰のことか?

早くしないと、沖縄の人々は日本(人)をナマケますよ。

逆に日本(人)が沖縄(の人々)をナマケるとは考えないのか。