断薬二日目

寝つきが悪い。これまでの人生の辛かった思い出が想起されなかなか寝付けない。
眠ったと思ったら、強烈にリアルな、グロテスクで悪趣味な、自分自身に対するアイロニーであるとすら思える同性愛ゲームの夢。ゲームオーバーになったらまた始めに戻り、延々と繰り返す。目覚めたら、全身の表面がぴりぴり電気が走るように痛い。しかも早朝覚醒
だが頭は冴えている。
夢は願望充足なのだろうか。しかし、記述不可能な程支離滅裂で(夢とは本来そういうものであろう)グロテスクな図々しさで欲望(願望)充足したこのリアルな夢は、心底恐ろしい=望ましい。この夢が醒めない状態が狂気と考えられる。
つまり4、5時間ばかし狂気を体験できたわけだ。
苦しく、快楽に塗れている。矛盾。