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友人が来て帰った。盛んに攝津の事を具合が悪そう、辛そう、大丈夫か?と言う。攝津は、自分は他人から客観的に見てそんなに病気に見えるのか、と落ち込んだ。確かに主観的にも苦しいが、客観的にもそう見えるのか。
来週からの仕事への復帰に自信が無くなった。もとより自信がそんなにある訳でもなかった。出勤してみて具合が悪ければ辞めようと思っていた。
そういえばデジタルカメラで自分の写真を撮影して、パソコン上で見た時、その醜悪、というか、「病人っぽさ」に辟易した事があった。やはり客観的に見て、具合が悪く、病気なのだろうか。だとすればお仕事は無理、だろうか。
賃労働が無理なら、どうすればいいのだろう。考え込んでしまう。Cafe LETS? 今度は失敗は許されない。