長編小説『労働』最初の挫折

以下のように書き始めたが気に入らなかった。

僕が労働について書くことが相応しいかどうか分からぬ。僕は二千九年の段階で三十四歳になるが、これまでパートタイム労働しか経験してきていない。ずっと一日四時間の労働で通してきたが、昨年から一日八時間の労働をしてきており、今日に至っている。