音楽=阿片

マックでマックフライポテト、チキンナゲット、マックシェイクを飲食して帰ってきた。
ドゥルーズフーコーについて、フーコーは音楽で自らを慰めるような弱い人間ではなかったとしながら、フーコーの思考はヴァレーズ的だったと述べている。僕はその伝でいけば、弱い人間になるのだろうが、別に強い人間ではないし、強い人間にならなくてもいいと思う。要するに音楽依存症、音楽という宗教、阿片に溺れている、ということだが。ちなみにヴァレーズはアメリカの現代音楽の作曲家で、チャーリー・パーカーが弟子入りしようとした人物。
毎日ジャズを聴きながら、自分が弱い人間だと思い、音楽依存、惑溺を思い、しかし変えたいと思わない。僕の生は音楽と共にある。そのことを否定するつもりがない。
毎日莫大な量の音楽を消費して、それを悪いと思わない。
音楽が好きで、音楽に溺れる。
それで、十分ではないか。