2008-11-30 魂の不死について 哲学 三枝博音著作集第一巻所収の、「魂の不死の考察について」を読んだ。 一言で言えば、ひどく落胆させられた。私は三枝博音という人は高く評価していた。カントやヘーゲルをわかりやすく読み解いてくれる貴重な存在だと思っていた。しかし、この小論文?ではプラトンの『ファイドン』を引きつつ、議論?とも言えぬ議論に終始し、明瞭な結論もない。これではだめだと思った。三枝博音著作集〈第1巻〉認識論 (1973年)作者: 三枝博音出版社/メーカー: 中央公論社発売日: 1973メディア: ?この商品を含むブログ (1件) を見る