真知の範囲は狭い(ジョン・ロック)

不確実なる多くの表象で満たされているよりも、ごく僅かであれ明晰・判明なる観念を有すほうが良い。或いは、無知の知の自覚があるほうが良い。

ジョン・ロックは『人間知性論』で、「真知の範囲は狭い」としている。私は基本的にその立場に賛同する。不確実なる深遠?な表象より、確実な限定的知識のほうが良い。

人間知性論 1 (岩波文庫 白 7-1)

人間知性論 1 (岩波文庫 白 7-1)