津軽三味線の稽古

今日は沖先生が久しぶりに見える。沖先生が、「貴方もエースね」と褒めてくださったが、私は、私と違い三味線歴にブランクの無い斉藤さん(私と同じ年齢の、名取の資格を持つ女性)のほうが上手いと思う。

千代田先生が、私の三味線のばち皮(ばちがよく当たる部分だけ、補強して付けている皮)が練習のし過ぎで破れているのを見て、「特別に、無料で交換してあげるよ」とおっしゃる。「普通はお幾らくらいかかるものなんですか?」と訊いたら、「1000円くらい」とのこと。ばち皮を張り替えると、三味線の音も良くなったと先生はおっしゃる。そうだといいのだが。

練習を終え、10月の船橋市や千葉県の民謡大会の練習の話になるが、私は今、試用期間なので、週三日も休むのは無理である(日曜を含めて)。週5日労働 / 週40時間労働というのをきちんとこなしたい。なので、週に二回稽古がある週は、一日稽古を休もうと思っている。先生も、仕事を大事にしなさいとおっしゃってくれているので、一回くらい稽古を休んでも問題ないだろう。

私は組織とうまくやっていけない、という話を前書いたが、攝津家なり芸音音楽アカデミーファンキー・シーズなど、さらには津軽三味線の先生とお弟子さん達の共同体、職場の共同体などではうまくやれている。自分の駄目な面だけでなく、ちゃんとできている面も評価していかないといけないな、と思う。

それと、私は、原因不明で、好調・不調の波があるのだが、脳の器質的原因があるのか、精神的なものなのかは分からないが、しかし仕事は、好調時であろうと不調時であろうとちゃんとこなさなければならないし、無断欠勤などは論外である。ということを考えると、体調管理にも気を使わないといけないし、ちょっと緊張し不安になる。今週、明日から土曜日までの連日の肉体労働に身体と精神が堪えられるのか、心配である。

が、思い当たることとして、一日三回飲まねばならぬドグマチール等の抗欝剤なり抗不安剤を飲んでいないことがある。一日一回、寝る前に飲む薬しか飲んでいない。それが、先週木曜日・金曜日に体調と精神状況を崩した大きな原因ではないか、と思う。職場で薬を飲むのは少し恥ずかしいのだが、そんなことも言っていられないので、服薬はきちんとしようと思う。

私は、自分で自分自身を励ましている。