男爵氏を批判する

この世の果てカウンセリングリームを運営する男爵氏から、私を批判する書き込みが闇の教育相談室掲示板に投稿された。私は以前にも男爵氏の姿勢を批判しているが、今回の私への批判は全く不当なものだと思う。以下に男爵氏の書き込みを再掲する。

2915.Re: 哲学読書会
名前:男爵 日付:2月24日(土) 19時14分
我からもいくつか。

貴君を見ていると「砂上の楼閣」という言葉が連想される。

ジャズ好きも、哲学も、左翼的行動もどれも個人の思想の範疇であるから他人に迷惑をかけなければ誰にも文句は言われるものでは無い。では何故貴君は文句を言われるのか?それは貴君が

1・自分自身の生計を確立出来ていない。
これは貴君もよく判っているだろうし、最も大きな問題なのであろうが、家業だから、少しずつ客が増えているからと言いながらも結局生計が立てられるレベルになるのには何年かかるか判ったものではないような状態であろう。家業で生計が立たないならアルバイトや内職をするというのが一般的な考え方だと思うが、貴君はそれを自分は勤めるのに向いていないからと拒否し(好きで勤めている者など滅多に居ないのだが)、左翼活動などに出かけている。そこに大きな突っ込みどころがある。「自分の生計も成立してないのに左翼運動なんてしてていいのか?」と。貴君には貴君の考えがあって行動しているのであろうが、世間一般では、そういう行動は生計を成立させた上で行って初めて評価されるものである。例えボランディア活動であろうとも、自分の懐以外をあてにして行うのでは誰にも評価されぬ。

更には貴君自身の経済問題が根本問題であるのに、左翼活動の運動資金が足りないからと自分のサイト上ではあれど、何度も何度も寄付を求めている。これは貴君的に「アリ」なのであろうか?貴君の目から見て、もし他人が同じ行動を取っていたらどう感じるであろう?自分の思想による行動ならば、自分の財政内で行う。寄付に頼るなどというのは、政治家がやっている行動と同じである。もしくはプロ市民か。

2・薄っぺらい
ジャズも哲学も、自分の中で消化出来ていないのがレビューを見ると一目瞭然である。ジャズもただ枚数を聴けばいいというものではなかろう。一枚を繰り返し聴いてどこに感銘しらのか、自分ならどこをどう演奏するとか、自分なりに解釈していくのが音楽というものだと我は思う。デス氏が愛が無いと言うのもそこであるのではないかと我は思う。ジャズも哲学も、ただ数をこなして、借り物の言葉で知ったかぶりの様なコメントを残すだけ。これは薄っぺらいと思われて仕方がない。
例えばたった1枚しかCDを持っていなくても貴君よりジャズを愛している者は幾らでもいるであろう。哲学書を1冊しか読んだ事がなくとも貴君より哲学を理解している者も幾らでもいるだろう。

まあ、余談ではあるが、我は神経症持ちに哲学は悪化させるだけだと思うのだが・・・。

3・被害妄想が強い。
ネット上で叩かれるのはこれが最大の原因かもしれぬが、何事においても、発言するという事は反論される事を覚悟の上で発言するというのが基本中の基本でなのだが、貴君はスルーする事や落としどころを探す事、話し合いによって相互理解をする事などが出来ず、しかも貴君に対するコメントに対して非常に高確率で「悪意」を感じて過剰に猛反発する。例えばアドバイスされただけなのに喧嘩を売られたと感じ、過剰に過激に反論するので、アドバイスをした者も不快に感じて更に喧嘩になる。そして歩み寄る事をしないので(自分に非があるとは基本的に思わない様である)決して何の進展も見ず、結果として貴君は学習しない。学習しないので同じ様な衝突を何度でも繰り返す。

この3つを一度しっかりと考えてみる事をお勧めする。そして、極力他人のサイト上では発言しない事をお奨めする。貴君は他人のサイト上で発言すると、とにかく自分の主張する事にだけ熱中してしまい、その場の空気や流れを全く考えず、スルーされるか反発されるかにどうしてもなってしまう者の様なので。自分のサイト上で行動する事をお勧めする。

私の生計を確立できているかどうかは、男爵氏を含め誰からも干渉・介入されるべき事柄ではない。男爵氏は結局、「自立」を謳う説教師の一員なのだ。私は、賃労働をせずに生きる権利があると考える。それはベーシック・インカムなど様々に今論じられている。私は、物書きとして、且つまた音楽家として生きていくつもりであり、それ以外の仕事をするつもりは全くない。以前教育産業に何度か勤めたことがあるが、もう二度と勤めないという決意を固めた。私は実家の家業を出ることをしないと決めた。そして、その選択について他者からどうこう言われる必要は全くないと考えている。

男爵氏の言説は道徳的なお説教であり、人を萎縮させ恥じ入らせ、発言できなくさせるための婉曲な罠なのだ。が、私はそんな罠に容易く嵌りはしない。カウンセラーという権力ある立場から、自分より力が弱い他者を操作しようとするそのやり口は単に悪質で卑劣だ。

男爵氏が私のレビューが薄っぺらい等と言うのは彼の主観に過ぎない。私がどんな音楽体験をしているか、インターネットだけで人に伝わるものでもないだろうし、私は好きなようにしているのだから、誰からも批判される謂れはないはずだ。

最後に男爵氏は、自分のサイト以外で書くなと言ってきた。これは悪質極まりない「排除」の政治である。都合が悪い者、突出した者をパブリックな場から排除するための口実が、大人な対応がどうの、落としどころがどうのといったしょうもない意見に過ぎない。

ともかく、男爵氏の悪質な発言には断固抗議をしていきたい。