ファンキー・シーズライブ!

私の目標は、一回のライブで一万円以上の収益を上げることだが、なかなか難しい。今日は一人お客さんが来てくれて、本当に嬉しいが、しかし収入は千円。目標額の十分の一だよね(笑)。でも、頑張ろうと思う。ネットでは全世界に向けて(笑)公開しているし、明日は、二和福祉協議会のミニデーでのライブがある。私は、月二十回以上ライブをこなしたい、と思っている。私の演奏は、プロ的なものではなく、素人的でママゴト的なものでしかないかもしれないが、私は幾ら批判されようと、嘲笑されようと、決してめげない。自分の本質を表現し続ける。

思えばファンキー・シーズライブを始めた頃は、まだ精神病が酷くて、一日中起き上がれないことがよくあった。今から思うと薬のせいかもしれないのだが、今は大分状態が改善されてきた。第一に、音楽の歓びを日々実感している。ピアノに触るのが愉しくて堪らない。

少しだけ種明かしをすると、短い期間ではあるが、私は高校生の頃、当時売り出し中のジャズピアニスト、クリヤ・マコトさんに弟子入りしてピアノを習っていたことがある。ほんの2回くらいしかレッスンは受けなかったのだが、その時習った和音を今でも大事に弾いている。CDではアート・テイタムセロニアス・モンクバド・パウエルなどを長年自己流に研究し、摂取してきた。

私は十代の頃、何曲か作曲したこともある。長い間封印していたのだが、今度それを録音してみようと思う。私の曲は、コードも何もない、無手勝流のフリージャズ。不協和音のオンパレードだが、滅茶苦茶ではなく、一定の秩序を保っている。十代の頃、「音楽をつくる」と題して、カセットテープに厖大な量の吹き込みをしていたのも思い出した。今はインターネット時代だから、ネットで公開すべく、再録音しようと思うのだ。

私はすごくやる気もあるし、やれる条件もある。芸音代表として、音楽を仕事にしているし、遊びと仕事の対立を揚棄し、愉しい自由活動を実現している。思うように収入に結びつかないのが悩みの種だが(笑)、先ずは私の音楽を少しでも多くの人に知ってもらうことが大事だと思うので、老人ホームなど各種施設を回ったり、あちこちでライブ活動をしていこうと思う。

自分自身を省みれば、私は「自称アーティスト」という非常にイタい存在だ。以前はそのことに気後れや恥の意識があったが、今は端的に前向きでポジティブであり、元気全開、やる気満々だ。私を誹謗する者には、好きなようにさせておこうと思う。私は端的に、やりたいこと、やれることを全部やっていく。