セクシュアリティと政治

「戦争反対!」コミュ。
http://mixi.jp/view_event.pl?id=6024683&comm_id=14723&page=all

そして「野鳥の会」。
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=4037995&comm_id=55817&page=all

性的指向・志向・嗜好と政治的志向は違う、という単にそれだけの話じゃないの? 「同じオカマとして恥ずかしい」とか「風評被害が心配だ」と言われても、私だって多くの同性愛者や性的少数者が政治的には保守的であることに落胆し続けているんだから、お互い様では。

mixiやってない人には分からないエントリーで申し訳ない。戦争反対!という掲示板で自由と生存のメーデーという企画を推していたら、野鳥の会プロ市民という掲示板で、皇室崇敬・靖国翼賛のゲイから、私と同じオカマだと思われるのは困る、風評被害が心配だ、という意見の投稿があったのだ。

市田良彦の訳者後書きにもあるように、かつては日本のゲイはみんな右翼か?と言われるような状況があったわけだし、アカー(動くゲイとレズビアンの会)が同性愛者の政治化・可視化を進めたとはいえそれが果たした役割は両義的で、アイデンティティ・ポリティクスというシングル・イシューに個別化し、左翼的主観性を放棄していったという事情もあったのだ。

極一部の例外を除き、運動関係ではゲイを含め性的少数者には出会えず、ゲイやバイの出会い系では政治的な急進派には出会えず、という状況にある。私は、nutty queer associationistという看板を掲げているが、それは、メンヘル・クイア・左翼という3つの主観的要素を同時に問うという立場性を示したものだ。少数派かもしれないが、私は自分の信念を貫き通していきたい。