ジジェクを読む

ジジェクの『「テロル」と戦争』を電車内で読む。柄谷行人ジジェクは世界大のすが秀実、と述べたとおり、ジジェクの分析はいつも鋭い。だが、私は、自分の実践的立場性としては、エコロジー運動、マイノリティ運動、フェミニズム運動、反戦運動等を支持せざるを得ないとも感じる。ドゥルーズ=ガタリ、或いはネグリ=ハート流の「マルチチュード」論者たらざるを得ない、と。それは私がQueerでありJunkだからである。私の存在自体が、私の志向性や運動との関わりを規定しているのだ。