2006-01-17 短歌トピック 元旦もただ病み疲れ死を思ひ解放の日を待ち侘びてゐる 右肩が鈍く痛んでゐるけふも「生」と云ふ名の苦役に堪へる 新年も御目出度くなく過ぎ去りて灰色の日々に戻りて来たる 苦しみは何時終はるやと問ひ掛ける相手すらなく日々は過ぎ行く 老母には与へたくない悲しみも止むを得ざると観念すべきか