山下洋輔カルテットライヴ

山下洋輔カルテットライヴを聴きに新宿ピットインに行く。

まだ「菊地ショック」から立ち直れない。「菊地ショック」は音楽そのものの良さに加え、何か演出上の「マジック」に支えられていたのではなかろうか。会場、メンバーの服装、菊地成孔の身振り、撒き散らされた香水(エンジェル)等々、全てが完璧に格好良かったのだ。それに魂を持っていかれてしまった。以来、何を聴いても、観ても、虚しい感じがつきまとう。

今日のライヴも、「チュニジアの夜」に「クルディッシュ・ダンス」他名演ではあったのだろうと思うが、今ひとつ乗れなかった。

山下洋輔ニューカルテットは、洋輔さんを除いて全員、私より10歳程も若い人たち。ドラム、エレキベース、アルトサックス、どの人も若々しいプレイだった。
山下洋輔のピアノも、生で聴くのは10年振りほどであるが、相変わらずの音、音、音。

電車内で行き帰りに

LOVE CRY

LOVE CRY

ワード・オブ・マウス

ワード・オブ・マウス

を聴く。