謝罪しても失われた命は戻ってこない

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英警察、実行犯2人を特定=首相、ブラジル男性射殺を謝罪

【ロンドン25日時事】ロンドンで21日起きた連続爆破事件で、英警察当局は25日、実行犯とみられる容疑者4人のうち2人の氏名を突き止め、公表した。警察は4人全員が再び犯行に及ぶ可能性が高いとみて引き続き行方を追っている。ロンドン警視庁のブレア警視総監は「時間との戦いだ」と述べ、新たな犯行阻止に向けて全力を挙げていると言明した。
一方、ブレア英首相は、テロ捜査中の警察官がブラジル人男性を誤って射殺した事件について公式に謝罪。ただ、テロ対策を進める当局の捜査活動に理解を求めた。
警察によると、氏名が判明したのは、ロンドン東部でバスを爆破しようとしたムクタール・サイード・イブラヒム容疑者(27)と、地下鉄ウォーレンストリート駅で車両を爆破しようとしたヤシン・ハッサン・オマール容疑者(24)。また、警察はイブラヒム容疑者の新たな顔写真を公表し、市民に情報提供を呼び掛けた。 
時事通信) - 7月26日3時0分更新

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射殺された男性はブラジル人、捜査当局が遺族に謝罪

【ロンドン=長谷川由紀】ロンドン警視庁は23日、ロンドン南部の地下鉄ストックウェル駅構内で警官が誤って射殺した男性は、ブラジル人電気技師のジェアンシャルレス・ジメネセスさん(27)であることを明らかにした。

警視庁のイアン・ブレア長官は24日、テレビのインタビュー番組に出演し、ジメネセスさんの家族に謝罪した。

事件を受けて、英国の警察苦情処理独立委員会は23日、ジメネセスさんが誤殺された経緯について調査を始めると発表した。

ブラジル政府は同日、「悲しむべき過ちの犠牲者で、衝撃を受けるとともに困惑をもって受け止めている」とする声明を発表、英政府に対し、詳しい説明を求めている。

ジメネセスさんは約3年前からロンドンに住んでおり、英メディアなどによると、22日は出勤途中に警官に追跡され、逃げ込んだ地下鉄の車両内で射殺された。
(読売新聞) - 7月25日0時57分更新


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