最善を尽くすしかない

こんにちは、

 暫く考えた結果、鎌田さんと穂積さんが提示された分析に
見合うだけの分析を提示する、ということがわたしにできる
最善のことだろう、と思いました。

 そしてその分析というのは、「独房Q」のMLの全文でしか
あり得ません。

 穂積さんと宮地さんが公開されたlets-think ML を
読んだ感想は、当時の文脈のなかで、誰のことをいっている
のか分からないから、やはり伏字だらけのログを公開しても
意味がないということです。

 といって、ウェブに全部が実名入りのログを公開することは、
危険です。

 となると、残る手段は、信頼できる誠実な人には
「独房Q」のメーリングリストを読んでいただいて、
その過去ログをウェブで参照していただくという道しか
ありません。

 参加条件は、

  http://www.startingweb.com/bbs.cgi?job=view&bbsid=5364&mid=111

にあるとおり、

1、登録後1週間以内に自己紹介すること。期間内に自己紹介がない場合は、
登録を削除します。
2、その内容をみだりに匿名掲示板などに流出させないこと。そのようなことが
発覚した場合は、メーリングリストから退出していただくこともあります。

の2点です。

 もうひとつ、「No Future For You」という、NAMでの経験を
吟味検討するメーリングリストがあります。このメーリングリスト
参加者は、現在、杉原さんとわたしだけであり、いまのところ、
いかなる他の人も入れるつもりはありません。あまりに個人情報が
露出し過ぎていて、他の人たちにそれを知らせるのは危険すぎるという
理由でです。

 なんらかの仕方で、このメーリングリストでの検討内容を公開できれば、
それと「独房Q」MLを併せ読むことで、ほぼ一年前に起きていた事態の
全容が把握できるのではないかと思っています。

 ただ、「No Future For You」の内容も、当事者でなければ分からない
部分を相当に含んでいます。この扱いは大変に微妙なので、もう少し
考えさせてください。

 但し、「独房Q」は旧QプロジェクトMLの時期の細かな分析であって、
鎌田さんと穂積さんがこのたび公開された分析は「京都会議」及び
「超規約的措置」の前後に集中しているので、対象としている時期の
ズレがあります。

 しかし、わたしが到達した結論と、今回鎌田さんと穂積さんが
公開した分析の結論は、それほど違わないのではないかと思っています。

 鎌田さんは文学者であり、形容が過剰で、比喩がグロテスクです。
NAMとスーパーフリーを比較対照した箇所などは侮辱そのものといえる
でしょう。そのような「形容過多」に前夜は惑わされてしまいましたが、
冷静になって、骨組みだけ取り出してみれば、鎌田さんがおっしゃっている
ことは、「NAM会員は力不足だった」という一点に尽きるように
思います。

 わたしは、自分以外の他の方々について論評するのも代弁するのも
避けたいと思いますが(反論があれば、当該の個々人が自分でそれを
するべきでしょう)、わたし自身については、全く力不足だったという
のはおっしゃるとおりであり、反論は何もありません。

 しかし、ひとつだけ言いたいことがあります。

(氏がその作成に深くかかわった旧Q規約の杜撰さを読む限り、
その専門能力は標準的な弁護士のレベルにさえ達していないが)

 鎌田さん、当時の事情を知らないあなたが、何をふざけたことを
いっているのか!

 朽木さんは、旧Q規約の「作成に深くかかわっ」てなどいない。
最終チェックをしてくれただけです。そのことをもって、

その専門能力は標準的な弁護士のレベルにさえ達していない

などというのは、誹謗中傷をも超えた、言い掛かりそのものです。

 旧Q規約の杜撰さをあなた(鎌田さん)が認めるならば、
その最終責任者はLETSの専門家でありプロジェクトの代表であった
西部忠さんであるはずですし、旧Q規約作成に関わったのは、

西部忠
宮地剛
・攝津正
・あと一名
(Qファイナンス規約も入れれば、あと・石黒?(下のお名前を
忘れてしまいました))

の4名であり、「旧Q規約の杜撰さ」の責めを負わなければ
ならない者が誰かいるとすれば、この4名であることには
疑う余地がありません。

 朽木さんのペンネームを暴露していることも含め、Qの
みなさんには、うえのようなレッテル貼りや過剰形容、
侮蔑がやはりひとつの粗雑さ、暴力であるということを
訴えたいと思います。西部さんは、わたしのことを、
「左翼暴力主義に逆戻りしている」といいましたが、
実際に刺しに行くわけでもなく、単にメールを送ったり
ウェブを作ったりするだけの、全く血の流れない行為までも
「左翼暴力主義」などとレッテル貼りされるならば、
ペンネーム暴露などもやはり「暴力」行使であると
反駁せざるを得ません。

 最後に、NAMの情報公開の可能性について述べます。
わたしは、「非暴力直接行動」は状況がそれを要請する
ならば法を犯してでも(物理的に相手を傷つけることなく)
暴露や抗議を行うことだと思っています。その意味で、
NAM資産管理委員会及びQに対してしたことは、
「非暴力直接行動」であり「内部告発」であると考えて
きました。

 しかし今回は、とりあえず現行の法及びNAM資産
管理委員会委員長の示した基準に従おうと思います。
(元)NAM会員には、要請があれば、話し合いの結果
信頼できる誠実な人であるとわたしが判断した場合に
かぎり、可能なかぎりの過去ログを複写することを
許可することにします。信頼できる人かどうかの
判断はわたしがします。

 仮に法を犯してすべての過去ログをウェブにアップ
したとしても、誰かが密告して消されてしまうだけ
でしょうし、無差別にCD−Rを誰にでも渡すという
ことは、それはそれで好奇心や覗き見趣味の人をも
許容することになり、いかがなものかと思うからです。

 それでは失礼いたします。

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攝津正
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