草稿

その1

小さな部屋の寝台の上で、黄色い肌をした十七、八歳位の中肉中背の少年二人が、全裸で絡み合っていた。少年が少年の唇を吸い、舌を絡ませ、右手は猛々しく隆々と勃起した相手の男根をしっかり握り締めていた。カーテンは閉め切られていた。──と書いて私は、…