続き

Ustreamで話したことを一々全部繰り返しませんが、一つだけ。私はその死んだ人について、救える命だったはずだ、と思っています。幾つか理由があります。まず、根本的には、2003年に私が問題を起こしていなければ、その人は死ななかっただろう、と思います。そして、その人が精神的に一線を越えてしまい、あちこちにメールを送ったときに、迅速に対応できなかったということがあります。私も、もし在宅していれば、メールチェックをしていたのですが、その人がメールを送った日、たまたま、西早稲田の蛭田さんのスペースに宿泊していたんですね。それで、その人のメールを読むのが遅れてしまった。読んだ直後、事態の深刻さが分かったので、すぐに、今あなたは精神的に大変な状況だから、主治医のところに行ったほうがいい、と返信しましたが、手遅れだったと思います。或いは、もしかしたらメールなど無効な状況だったかもしれません。すぐにその人の家族に連絡を取り、大変な状況だから子供さんを保護してお医者さんのところに連れていってください、と言うべきだったのかもしれない。しかし、その人の電話番号も知らないし、そうする手段がなかったのです。そのことに、後悔の念と申し訳なさを感じています。