『相棒ten』第2話「逃げ水」の感想

いつも思うが、『相棒』シリーズは脚本と演出に金掛けてるな、と思う。それだけ展開等が秀逸ということ。
今日の回では犯罪の被害者遺族と加害者家族の葛藤がテーマで、ゲスト出演の渡哲也(弁護士役)の演技も優れていたと思う。次回は三田佳子がゲストとのことで、『相棒ten』は毎回ゲストも豪華だ。
「逃げ水」という象徴表現が素晴らしい。犯罪(殺人)加害者が贖罪や賠償から「逃げ続ける」ことと、夏の幻である「逃げ水」現象が重ね合わされ、姉と弟でそのことを話している最中、殺人が起こる。この場面は素晴らしかった。
自分は映画・映像にまるで詳しくないので、この感想も見当外れかもしれぬが、正直に思ったままを記そうと思う。