国家と革命

国家と革命 (岩波文庫 白 134-2)

国家と革命 (岩波文庫 白 134-2)

レーニンは階級対立は非和解的であるが故に暴力革命が必要だと考えているが、1917年以降の経験を知っている我々からすれば、社会主義革命は必ずしも国家を廃絶せず、それどころか従来よりも強力で強権的な国家を誕生させ維持し続けるようだ。