猫屋レオ丸くんとの対話

猫屋レオ丸「いまや、金持ちはどんなセクシャリティでも問題点ないんですよ」
攝津正「逆にいえば、貧乏人はどんなセクシャリティでも問題なんですよ」

ちょっと解説すると、昔の中国で、自宮というのがあった。自分で去勢して宦官に応募することだが、これが流行ったのには理由があった。

若い男達が、貧困で結婚できない。どうせ結婚できない、性交できないなら、去勢して出世の可能性がある宦官になったほうがましではないか、というわけで自宮が流行ったのである。

今はちょっとその時代に似ていると思った。恋愛や結婚、性などは本当は、経済とは無関係かもしれないが、資本主義の世の中、そうも言っていられない。貧乏人はパートナー(異性であれ同性であれ)を見つけられる可能性が低い。それで鬱屈するわけだ。