香山リカさんの震災関係tweets纏め

Togetterにログインできないのでブログに纏めます。

http://twitter.com/#!/rkayama/status/46861666859753472

心のキャパシティを超える体験に遭遇すると、「覚醒亢進」「躁的防衛」などで「何かしなきゃ」と居ても立ってもいられなくなったりすることもありますが、それは危険。とくに被災地以外の人は、まず落ち着いて自分の日常の維持を。

http://twitter.com/#!/rkayama/status/46862548192083968

被災地におらず、直接、救援活動に携わらない私たちができることは、せめて自分の心のケアは自分ですること。この国の全員が「急性ストレス障害」に陥っているいま、まず自分を落ち着かせて。

http://twitter.com/#!/rkayama/status/46866527672209408

いまはこの国の全員が「急性ストレス障害」という状態です。これは地震に直接遭遇してなくても、映像や情報から起きます。これが回復せずに長引けば、本格的な「心的外傷後ストレス障害(PTSD)」に移行します。私たちができることは、自分をPTSDにしないこと。

http://twitter.com/#!/rkayama/status/46868063357898752

直接の被災者じゃない人が、自分をPTSDにしないために。まず、食べてからだを休めること。これに尽きます。以前は「不安や恐怖など語って聞いてもらったほうがいい」と言われてましたが、いまはそれは精神医学的に否定されてます。

http://twitter.com/#!/rkayama/status/46943450385494016

先ほどの「被災地以外の方にもPTSDが」といった一連の私の発言に、批判もたくさん寄せられました。うまく表現できなくて歯がゆいのですが、そうできる状態にある人は、心身をいったんゆるめること、それが必要です。

http://twitter.com/#!/rkayama/status/47282169030258688

被災地に思いを寄せることはとても大切ですが、救援者が「共感疲労」と呼ばれる疲弊状態に陥りやすいことが知られています。これはテレビやネットを介しても起きる可能性があります。

http://twitter.com/#!/rkayama/status/47282605531467776

「共感疲労」は、それに陥っている人が自覚を持てない、という特徴もあります。「疲れたなんて言ってられない」「私にできることはもっとあるはず」と思ってしまうのです。

http://twitter.com/#!/rkayama/status/47283338104422401

気づいたときには燃えつき状態になり、回復に長い時間を要することも。いざ私たちの力が必要とされるときに起き上がれない、なんてことにならないよう、いまはいつもより自分を休ませて。

http://twitter.com/#!/rkayama/status/47587747510231040

「自分ができることをしよう」とみんな言ってますが、まずその基本は、映像の影響受けすぎたり被災地の方々に思いを寄せすぎたりして、急性のウツみたいな心のビョーキにならないように、自分をキープすることです。動いて倒れるよりも、動かずに倒れない。これも貢献です。