連日図書館通い

自宅から徒歩10分のところに公立図書館があるので、毎日図書館に通って本を借りてきて読む。ほとんど無際限に無料で読めるので実にありがたい。勿論、体は一つだし時間は有限なので、全てを読める筈もないのだが。
最近は哲学関連よりも経済学関連書籍を手に取ることが多い。
経済学関連書籍を読んで何かためになるのかといえば、そんなことはまるでないのだが。地域通貨にも関係ないし、プレカリアート運動、スロー運動にも関係ない。ジャズにも関係ない。
人文的知識を無意味に膨大に仕入れたい気持ちである。腐るほど知識を持ちたい。いわゆるファウスト的欲望とかいうやつだろうか。それ自体は実用に供しない知識を無駄に仕込みたいという欲望。百科全書的知識が欲しい、という。とはいえ、有名無名のインテリと自分を比較すると、この無能な自分が百科全書的知識だなんて笑止だとも思うわけだが。でも他人は他人、自分は自分なので、好きな分野の本を好きなだけ読むのは良いと思うのだが。
知識なんて余分にあったって、役にも立たないし、意味ないと思うのだが。でも知識を仕入れることをやめられないという。しかも、そのレベルも低いというね。駄目人間の条件が揃っているが、それでも構わないのである。社会的に有為じゃなくてもいいのだ。自分が好きなことをしていたい、ただそれだけだ。