ムラから始める。

地域通貨研究所です(^^)/
「ムラから始める。」そんなことを考えてみました。
要するに、身近なところから、顔の見えるところからということですが(^^)

ムラといっても、山村、農村、漁村などだけを指しているのではありません。自分が具体的に生活を営んでいる「地域」を指しています。

そのような、ムラから始めるしかないし、辻信一さんが言うような、(リ・)ローカリゼーションこそ大事だ、と思います。

閉じたムラは駄目だ、というようなことが良く言われてきました。それは、部分的には真実なのでしょう。
しかし、現状、ムラ、地域共同体がほとんど壊滅した状況で、ムラ批判をしても仕方がないと思うのです。
むしろ、相互扶助、共助のムラは、再生し、回復すべきものだ、と思います。

実体的な人間関係、信頼関係なくして、地域通貨は回らない、と思います。どんな種類の地域通貨であれ。LETSであれ、WATであれ、それ以外であれ。
実体的な人間関係、信頼関係を友情、友達関係と言い換えても良い、そう思います。
まずは、互いのことを知り合い、友達になるのが先なのです。取引、交換はその後の話。

今、ムラが、地域がないのなら、それを創るところから始めませんか。
地域通貨研究所からの提案でした(^^)/