複数地域通貨市場(いちば)の実現を!

攝津正です。
複数地域通貨市場(いちば)の実現に関して、幾つかアイディアがあります。

LETS School
LETS SchoolはLETSと銘打ってはいますが、LETS形態の地域通貨に限らず、WATやナマケなども受け入れる、オンライン、オフラインの学びの場です。教師と生徒という関係を固定化せず、互いに教え合い、地域通貨で交換します。

不安定芸能者生存組合
不安定芸能者(アンテルミタン)は単に表現者と言ってもいいかもしれません。表現者、言い換えれば芸術家、芸能人、芸能者、芸人のほとんどは、不安定な労働・生活環境を強いられ、極度の貧困にあります。本業であるはずの表現・創作活動の他、フルタイムの賃労働やバイトの掛け持ちなどを余儀なくされている場合も少なくありません。そのような芸能者や表現者の、生存組合を作る必要があると思います。
例えば、不安定芸能者生存組合の芸能者、表現者が、LETS Schoolで自らの技を教え、対価として地域通貨を受け取り、その地域通貨を生活に必要なモノ・サービスと交換するといった循環が考えられます。

Cafe LETS
Cafe LETSは数年前、フェアトレードショップとして開店しましたが、うまくいかず、一旦閉店しました。しかし、それをオンライン、オフラインで再開しようと思います。Cafe LETSでは多様なモノ・サービス、パフォーマンスなどを地域通貨で提供します。

地域通貨研究所
地域通貨研究所を名乗るところは、複数あっていいと思います。私が運営する二和向台地域通貨研究所は、全国各地、或いは、世界各地に無数にある研究所の一つです。

FA
FAというのは、二和向台アソシエーションのことです。
私は、ローカルでいいんだという辻信一さんの主張に賛同します。そして、私にとっての地域とは、今住んでいる二和向台のことです。福岡の赤村や千葉の鴨川のようなところでしか、スローライフはできないものでしょうか。私はそうは思いません。日本のごくありふれた平凡な地域である二和向台で、アソシエーション、連帯経済ができると思います。
FAは、社会起業家(の卵)の集まりです。情熱さえあれば、不可能はない、と思います。不況に悩む全国、全世界の各地で、その地域に根差すアソシエーションが立ち上げられることを希望します。

芸音音楽アカデミー
千葉県船橋市にある芸音音楽アカデミーでは、地域通貨を受け入れます。また、アカデミーをオンライン化もしたいです。