我が家は経済学的

先程スローな感性と経済学的思考の矛盾を指摘したが、その対比でいえば、我が家は経済学的なのである。以前スロービジネススクールに入りたいと言ったら、両親から強く反対された。で、今経済学や簿記を学ぶのは大賛成なのである。
自分も含めて攝津家は、経済学が想定する人間像に近いのかもしれない。自分の得だけを考え、1円でも安い店で買う。そのためなら地元の個人商店が倒産しようと意に介さない。例えば、煙草である。私は、近所に木内酒店という煙草屋があるので、煙草はそこで買いたい(尤も、煙草を買い続けるならば、ということだが)と思っているが、両親は大反対なのである。ポイントや景品が付かないからといって、木内酒店では煙草を買わない。で、マルエツリブレ京成やウエルシア薬局で買うのである。しかし、詰まらぬポイントや景品のために、地域の個人商店より企業を選択するのは間違っていないか? それでアソシエーションなんてよく言えるものだ。結局、自分らが1円でも得をしたい、節約したいというケチな根性のために、地元の店を支援「しない」選択をしているのである。