悪魔的なる攝津正

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「悪魔的なる攝津正」というのは『神的批評』への反撥から名付けた。『神的批評』は良い本である。賛辞も送った。が、私は、「神」も倫理も批評も全て、拒絶する、惰眠を貪る惰民=自立豚の名において。私は神であるよりは、悪魔でありたい。批評家というものは、無償の饒舌を嫌うものだが、私はあてもなくお喋りを続けていたい。現代思想オタクと罵られようと。(だが他人の人生へのこのような侮蔑を行う権利が、どうして批評家どもにはあるというのか?)
『神的批評』の文脈でいえば、私は、柳田國男であるよりは、田山花袋でありたいと思った。『蒲団』=私小説でありたいと思った。性を拒絶する潔癖さを拒絶しようと思った。
菜食主義ではなく肉を喰らい、相変わらず南無であり、無価値な己に拘り続け、自己言及というより自己反復を無限に続けようと思った。それは「売れない」私の呪詛である。だが! いいではないか! 売れずとも、有名にならずとも! 私は日々書いている、それでいいではないか! 誰からも読まれずとも!
神的というよりも、悪魔的。他者を喰らい、生き延びる、ネット乞食。やくざもの。そういうものとして生きていきたいと思った。
端的にid:nobuakiohsawaを拒否する。それだけだ。

神的批評

神的批評