情念的な自分

大学・大学院の恩師に年始の挨拶メールを送ってお返事が来た。私は当時から、情念的と見られていたようで、その見立ての正確さには感服する。まあ、知的な人間には知的な人間の、情念的な人間には情念的な人間の役割があるだろう。フランス哲学には、ルソーやディドロの昔から、サルトルの今に至るまで、哲学と文学を切り離さない伝統があるので、そのようなものを受け継いでいきたい。また、同時に、日本近代文学を読む営みも続けていきたい。