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躁鬱な自分。(2010年12月20日(月))

ここ数日抑鬱と体調不良に悩まされているが、今日、芸音カラオケのレッスンで、会員さん達が明るいので、私もつられて陽気になってきた。良い事だと思う。余り共産主義とか考えないほうがいいのではないか…。共産主義を信奉しようとしまいと、私の日常生活は変わらぬだろうし、そうである以上、○○イズムを信奉するかどうかといったことは大したことではないからだ。私は、相変わらず惰民であり、だらしがなく、自堕落であり、しょうもないものであろう。そうである以上、○○イズム、○○イストを自称することに大した意味があるとは思えない。話は変わるが、mixiマイミクシィになっていただいている田上孝一さんの『フシギなくらい見えてくる! 本当にわかる倫理学』(日本実業出版社)を読んだ。自分としては納得する部分が多かった。共産主義であれ他のものであれ、○○イズムを掲げようと掲げまいと、現行の資本主義(新自由主義と呼ばれる)に多くの限界や欠陥があるのは確かなのであり、地球なり人類が持続可能であるためには、何らかの転換が必要であることは自明である。このまま資本主義を放置することは、人類総体の(他の生命体を巻き込んでの)集団自殺に他ならぬと思える。環境という観点からみても、労働という観点からみても、現行の資本主義は持続不可能なのだ。だから、持続可能なシステムに変えていく必要がある。…というようなことは分かるのだが、そこからどう進めばいいのかがまるで分からぬ。現行の世界秩序は資本主義である。それが廃止されるというようなことが考えられるであろうか? ありうべき資本主義の廃止に至るまでにどのような道程を通っていけばいいのか? その現実的な政策論がまるで分からぬ。世界中でマルチチュードが叛乱したところで、資本主義が終焉することはないであろう。世界秩序を組み替えるために何が必要なのか。自問自答するが、答えはでない。