芸術ダーウィニズムの定義が曖昧ですが

社会ダーウィニズムのようなものと仮定すると、よく売れたものは成功例で、売れなかったものは淘汰された失敗例とされそうですが、後に優れた芸術と認められたもので、発表当時売れなかった、認められなかったものなんて幾らでもありますよね。例えばセロニアス・モンクブルーノートの録音とか、典型的です。だから、わたしは、市場原理は芸術には完全には適用できないと述べたのです。部分的に適用される可能性は放棄していません。例えば、オスカー・ピーターソンは市場的にも適応した芸術の例でしょう。しかし、バド・パウエルはどうなのでしょう。或いは、ソニー・クラークマル・ウォルドロンは? など考えていくと、市場的価値観で割り切れないと分かります。