ミシェル・フーコー思考集成9、p51

ジャン・ユスターシュは元気になって自殺したのにちがいありません。あんなに元気だったのにと、まわりの人たちは理解できない。実際、そこには認めることのできない何かがあるのです。自殺ほど美しく、従ってこれほど注意深い考察に値する行為はないと人々に再教育するための、真の文化的闘争に私はくみするものです。人は一生かけて、自分の自殺を練り上げなければならないのです。